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1.間接電離放射線

空気のW値(1イオン対を作るのに必要なエネルギー)
W=33.9eV
1イオン対の持つ電荷は1.6×10-19C(クーロン)。つまり、1.6×10-19C作るのに33.9eV必要。

2. 物理量
(1) カーマ
間接電離の放射線が物質中の荷電粒子に与えたエネルギーの総和。1Kgの物質に1J与えた時1Gyという。

(2) 照射線量
1Kgの標準空気を照射して生じる電荷が1C(クーロン)の時1C/Kgの照射線量という。

(3) 吸収線量
物質1Kgを照射して1Jのエネルギーを与えるとき1Gyの吸収線量という。
ただし、空気に関するカーマと吸収線量は同じと考えてよい。

3. 防護量
(1) 等価線量(H)



DT:臓器の吸収線量
wR:放射線荷重係数
エックス線では wR = 1 であり、
H = 1 × D (Sv) : 1Gyの吸収線量を受けた臓器の等価線量は1Sv(シーベルト)

(2) 実効線量(E)



wT:組織荷重係数
HT:各臓器の等価線量

4. 実用量
人体内部の実際の計測は困難である為、人体組織と同じ組成を持つファントム表面から1cmの深さにおける線量を1センチメートル線量当量、70μmの深さを70マイクロメートル線量当量と定義されている。
線量当量=線質係数×吸収線量

5. 測定値から防護量の評価まで



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